当社で取り扱うさぬき麺機は、1910年創業の実績NO-1の製麺機械メーカーです。現在、国内23か所・世界15か所に販売サービス網があり、世界に躍進しています。

日本伝統の『手打ち製法』を機械化した事で「讃岐うどん」の大ブームを起し「冷凍讃岐うどん」の大ヒット、世界に伸びる「ラーメン」等を支え、店舗用小型機から大型全自動システムまでの全てを有する日本で唯一の製麺機械メーカーに成長しています。特に多加水(手打ち式)製麺機による「最高品質」とされる麺は、専門店、スーパー、コンビニ等に多大な実績があり、日本の麺の高品質化に大きく貢献しています。

更に「全日本麺総合技術研修センター」として香川県から唯一委託された「讃岐うどん学校」も経営し、更には「ラーメン学校」の併設により、日本の伝統技術から最新製法までの全てが学べる日本で唯一の『麺の聖地』として国内はもちろん世界各国から多くの人が訪れています。

ここに来る事で麺に関するすべてが学べ、設備や経営に関する事にも対応できる「麺の専門家組織」も形成しています。弊社は世界に急伸する日本の麺、その優れた品質と製麺技術は高い評価を受け、ハード・ソフト共に充実した“唯一無二”の会社として日本の麺業界のリード役を果たしています。

1台で全ての工程を内蔵したコンパクト製麺機

手ごねの原理・グルテンを膨潤・完璧な水和

手ごねはゆっくりとした速度で混ぜる作業と捏(こ)ねる作業を同時に行う工程です。この2つの作業を同時に行う事が重要で、左右の2つの羽根で手ごね本来の原理を再現する事で、完璧な水和とグルテンの引き出しにより、ネリの完成度を極限まで引き上げます。

1台2役・足踏みと団子の菊揉み・グルテン網目形成の完成

讃岐うどんの代名詞の「コシ」はグルテンによるものです。グルテンは縦横無尽に力を加える事で強い粘りを発揮します。ここでポイントは凹凸ロールによる揉みとひねり効果です。団子に4方向から回転させながら力を加える事で、深部までグルテン形成を促進し、生地表面を滑らかに仕上げます。

2段階の荒延ばし・揉みとひねり効果で「手打ち」の再現

手打ちの場合、団子を足踏みし通称「座布団」状にして、それを麺棒に巻き付け伝統の「すかし打ち」を行います。その原理を再現する為、凹凸ロールで揉みとひねりを加えながらグルテンの網目状組織をさらに活性化させながら薄く延ばします。ここにも讃岐うどんの腰の強さの秘訣があります。

最高の切り口で勝負(乱切り装置付き)

職人は刺身を「引き切り」します。青竹切りも同様で、刃物は斜めに引き切りする事で最高の切れ味となります。日本で初めてその原理を忠実に再現しました。角立ちの良い麺は、見た目も素晴らしく、最高の食感にも通じます。ほど良い乱切りが微妙な美味しさを引き出し、手打ち麺の完成となります。